文章を書いていると、どこで句読点を入れたらいいか悩みます。文章が長くなってしまうときの正しい句読点の位置を知りたい。
そんな悩みを解決します。
本記事でわかること
- 読点の正しい打ち方
- 句点の正しい打ち方
- 句読点を打たないケース
句点(。)読点(、)を意識して文章を書いたことはありますか?
意識はしているけど、正しいルールや打ち方は知らないという方は意外と多いのではないでしょうか?
最後まで読まれる文章や読んでいてストレスにならない文章を書くためには、句読点の打ち方はとても重要です。
この記事では、句読点の正しい打ち方を例文付きで紹介しています。
最後まで読んでいただければ、正しい句読点の打ち方をマスターすることができます。
細かい部分ではありますが、重要な部分なので自分の認識と照らし合わせながら読んでみてください!
読点(、)の正しい打ち方とルール
それでは、読点(、)の打ち方とルールについて説明していきます。
読点の使い方を間違えていると、読者に文章の内容が伝わりづらくなる原因になってしまいます。
読点(、)の7つのルールは以下の通りです。
順番に説明していきます。
長い主語のあとに打つ
1つ目は「長い主語のあとに読点を打つ」ことです。
長い主語のあとに読点を打つと、主語と述語の関係がはっきりします。
関係性がはっきりすることで、一文の意味合いを理解しやすく読み進めやすくなります。
短い文章の場合は、主語と述語の関係が明確である場合がほとんどなので読点はいりません。
僕が好きな「ONE PIECE」の事例を用いて例文を作成していきます!笑
接続詞・副詞のあとに打つ
2つ目は「接続詞・副詞のあとに読点を打つ」ことです。
接続詞や副詞は、言葉や文のつなぎ目の役割を果たしてくれます。
- 接続詞→「しかし」「そこで」「また」「だから」「そのため」「あるいは」「それでは」
- 副詞→「なぜなら」「決して」「たとえ」「なぜ」「ぜひ」「もし」「たぶん」「きっと」
以下は例文になります。
このように、接続詞と副詞のあとに読点を打つと文章が読みやすくなります。
文章にリズム感が出るので、声に出したときも読みやすくなります!
名詞が続くときに打つ
3つ目は「名詞のあとに読点を打つ」ことです。
文の中で名詞が3つ以上続く場合は、間に読点を入れましょう。
ちなみに、僕は名詞が3つ以上並ぶ場合、読点ではなく「ナカグロ」(・)を使うことが多いです。
これは好みの問題なので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
「と」・「や」などで代用はできないの?
「と」・「や」を使う場合は、1つ目の名詞のあとに「と」・「や」を入れて、そのあとの名詞以降に読点を打てばOKです!
ですが、名詞が3つ以上続く場合は、読点を使ったほうが見栄えがきれいなので読点を使いましょう!
時間や場所が変わるときに打つ
4つ目は「時間や場所が変わるときに読点を打つ」ことです。
「ルフィは2年前にレイリーからの修行を受けた」ことと「今は武装色と見聞色の覇気を使いこなしている」という
2つの時間軸の間に読点を入れることで、わかりやすくなっています。
間違えやすい部分に打つ
5つ目は「間違えやすい部分に読点を打つ」ことです。
読点(、)を打つ位置によっては、同じ文章でもまったく違う意味に変わってしまうことがあります。
本来伝えたいことが伝わらなくなってしまうので注意が必要です。
- ルフィは、楽しそうに笑うエースを眺めていた。
- ルフィは楽しそうに、笑うエースを眺めていた。
1と2の文章を比べたときに、読点の位置で全く違う意味の文章になってしまいました。
主語はとても重要ということがわかりますね!
漢字・ひらがな・カタカナが続くときに打つ
6つ目は「漢字・ひらがな・カタカナが続くときに読点を打つ」ことです。
漢字・ひらがな・カタカナが連続すると、文章が読みにくくなってしまいます。
読者目線で読みやすい文章になるように読点をうまく使いましょう!
カギ括弧「」の前後には打たない
7つ目は「カギ括弧の前後には読点は打たない」ことです。
カギ括弧「」やマル括弧()の前後は基本的には読点は打たなくて大丈夫です。
読点を打たなくても「カギ括弧=強調したいこと」と認識できるので文章に違和感が出ることはありません。
句点(。)の正しい打ち方とルール
次は句点(。)の打ち方とルールについてです。
句点は基本的には文章の終わりに打ちますが、例外もあります。
以下の3点の場合が例外となります。
それぞれ説明していきます。
括弧のあとに句点を打つ
1つ目は「括弧のあとに句点を打つ」ことです。
文章の最後に括弧がくる場合は、括弧のあとに句点を打ちます。
出典や引用の場合は括弧の前に句点を打つ
2つ目は「出典や引用の場合は括弧の前に句点を打つ」ことです。
出典や引用をするときは、括弧の前に句点を打つこともあります。
感嘆符・疑問符のあとは句点を打たない
3つ目は「感嘆符・疑問符のあとは句点を打たない」ことです。
句読点が学べるおすすめの本
句読点の打ち方を学べる本を紹介します。
- てんまる 日本語に革命をもたらした句読点
- 「ささやかな」文章の書き方 読むだけで、句読点の打ち方に自信が持てるようになる本
てんまる 日本語に革命をもたらした句読点
1冊目は「てんまる 日本語に革命をもたらした句読点」という本です。
句読点はいつ頃から使われはじめたのかが、歴史や時代背景とともに学べます。
小説や参考書などだけではなく、現代だと漫画でも、てん(、)まる(。)が有効的に使われているという部分が個人的には面白かったです!
ささやかな」文章の書き方 読むだけで、句読点の打ち方に自信が持てるようになる本
2冊目は「ささやかな」文章の書き方 読むだけで、句読点の打ち方に自信が持てるようになる本という本です。
句読点の基本的なところから応用的な部分まで丁寧に説明してくれています。
は基本的な部分のほうを学ぶだけでも文章力の向上に繋がります!
まとめ:句読点をうまく正しく活用して、読者に伝わる文章を書こう!
今回は、句読点の正しい打ち方とルールについて解説しました。
「読者が読みやすい文章を書くこと」を心がけることが重要です。
たかが句読点・されど句読点ですが、正しい句読点の打ち方を学んで実践すれば、自然と読まれやすくなる文章を書くことができます。
今回の内容をアウトプットして、ライティング力を向上させていきましょう!
\今すぐ「ブログで稼ぐ」を実現させましょう/
上記から「10分で初心者でも簡単にブログ開設」の記事に移動できます