ブログの記事構成が重要って聞いたけど考え方がわからない。文章を書いていても途中でつまってしまう。読者にも分かりやすい文章を書けるように、初心者にもわかりやすいように説明してほしい。
こんな悩みを解決します。
今回は、ブログを書く前に重要な「記事構成の作り方」について説明します。
ブログ初心者の時は、1記事書くのにもかなりの時間がかかります。
ですので、ブログ初心者の方ほど記事構成の作り方を最初から知っていると、後々の記事作成にかかる時間も短縮できます。
僕も最初は記事構成を考えずに途中でつまずき、結局1記事書くのに3日かかりました。
最初は慣れていなく考えることも多いので大変かと思いますが、「結果は準備が全て」という言葉もあるくらいなので、面倒くさがらずにここは時間をかけて考えていきましょう。
本記事でわかること
- ブログ記事の構成案とは?作る目的は?
- ブログ記事の構成案の作り方7つの手順
- ブログ記事の構成案を作る際の注意点
それでは、一つずつ説明していきます。図解付きで説明していくので、わからない部分は見直しながら進めてみてください。
ブログ記事の構成案とは?作る目的は?
ブログ記事の構成案とは?
ブログ記事の構成案とは、一言でいうとブログの「設計図」のようなものです。
例えば、家を建てる時には必ず建築士が家の設計図を書くはずです。設計図なしで家を建てましたと言われたら、さすがに住むのが怖くなりますよね。
ブログも同じで、設計図のないブログは読者には魅力的には映りません。ブログを書く前に設計図を書き、その設計図の通りに作成することで、魅力的なブログに仕上げることができます。
構成案を考える上で、主に以下の7つを考えていきます。
- タイトルを作る
- リード文を作る
- ペルソナの設定をする
- ニーズを深掘りする
- 見出しを作る(H2、H3)
- 本文を書く
- まとめ文を作る
本記事も約1時間かけてブログの構成案を作成しています。
ブログ記事の構成案を作る目的とは?
構成案を作る目的は、主に3つあります。
一番の目的は、「読者が読みやすい記事を書くこと」です。
書き進めていくうちに、何が言いたいのかわからなくなってしまった経験はありませんか?
事前に書く方向性を決めてスムーズに書けるようになれば、内容にもズレがおこらず書く時間も短縮できます。
読者にとって読みやすい記事ということは、SEO的にも評価されやすくなるはずです。
つまり、ブログ記事を書く上で、構成案は絶対必要な作業です。
ブログ記事の構成案の作り方7つの手順
ここからは、具体的にどのような手順で構成案を作成していくのかを図解付きで説明していきます。
説明に移る前に、今回は僕が実際に普段から構成案を作る際に使用してる Googleスプレッドシートをお見せします。
GoogleスプレッドシートはGoogleアカウントを持っていれば、誰でも利用でき、無料で使えるのでとても重宝しています。
シートに移動したら、画面左上の「ファイル」→「コピーを作成」を押すとダウンロードできるので、よければ使ってみてください。
それでは、順番に説明していきます。
手順1:キーワードを設定する
まずはじめに、キーワードを選定していきましょう。
キーワード選定をすることで、
- SEOに強い記事が書ける
- 読者のニーズがわかる
- 文章構成の軸が安定する
というように文章を書く上での軸を決めることができます。
また、キーワード選定の際に便利なツールが「ラッコキーワード」です。
例えば、「ブログ」と検索をかけてみると、ブログに関連するキーワードも表示され、読者がどのような悩みを持っているのかが分かります。
「ブログ」+「収益化」や「アフィリエイト」の関連キーワードが多いことから、ブログで検索をかけた人はどうやってブログで稼ぐのか?を知りたいという悩みを持っている人が多いということがこの検索表示から予測できます。
まずは狙うキーワードを一つ決めて、ラッコキーワードで検索をかけてみましょう!
手順2:ペルソナを設定する
キーワードが決まったら、次はペルソナ設定をしていきましょう。
ペルソナとは、このブログ記事を読む読者はどんな人か?を想定することです。
ペルソナを設定することで、検索する意図がイメージしやすくなるため、より読者にわかりやすく刺さりやすい記事を書くことができます。
先ほどのGoogleスプレッドシートの図で説明すると、ターゲットの部分がペルソナに当たります。
ペルソナを設定する際には、自分がイメージできる人物像にすると、より記事が書きやすくなります。
家族や友人など自分の身近な存在の人の顔を思い浮かべるといいかもですね!
手順3:ニーズの深掘りをする
次は読者のニーズを深掘りしていきます。
まずニーズには主に2種類あります。
- 顕在ニーズ(読者自身が気づいているニーズ)
- 潜在ニーズ(読者自身も気づいていないニーズ)
特に潜在ニーズまで考えることは大事です。
理由は、顕在ニーズを解決した後に潜在ニーズ(読者がどうなりたいのか?)まで考えて記事を書けると、より読者に刺さりやすい記事を書くことができるからです。
今回は、「ブログ」「構成」というキーワードで検索する想定読者のニーズを以下に設定しました。
ニーズの深掘りに関しては、記事作成の根幹にあたる部分なので、時間をかけて考えましょう!
手順4:見出しを作成する
読者のニーズの洗い出しが済んだら、記事の見出しを作成していきましょう。
見出しを作成する際に重要なのことは、
- 前提知識を入れる(必要な場合)
- 見出しだけで内容がイメージできる
- 顕在ニーズと潜在ニーズを満たす
- 読者が読み進めやすい順番を考える
の4点を意識することです。
先ほどのGoogleスプレッドシートの図でみると、H2(見出し)の部分に「構成」というキーワードを入れて作成しています。
見出しの流れは「文章構成とは?」→「文章構成手順7つ」→「文章構成の注意点」になっています。つまり「顕在ニーズ」→「潜在ニーズ」の流れになっています。
特に顕在ニーズを解決して潜在ニーズにアプローチする書き方が読者側からすると分かりやすく効果的です。
手順5:本文を作成する
見出しが決まったら、次はその見出しに続く本文を書いていきましょう。
本文を書く際は、「PREP法」を意識しながら書いていきましょう。
PREP法とは、
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
の順で書くことで説得力が増し、読者によりわかりやすい文章になります。
実際にPREP法を使って簡単に文章を書いてみました。
- 僕はブログで月10万円稼げました。
- 理由は、SEOで上位検索を獲得することができたからです。
- 具体的には、ラッコキーワードを使ってSEOで上位検索されるキーワード選定しています。
- なので、僕は月10万円稼ぐことができました。
何事も結論から伝えるように意識しましょう!
手順6:リード文を作成する
ここまでで、大枠の記事は完成しています。
あとはリード文とタイトルを加えて記事を完成させましょう。
リード文は、本文につなげる重要な文章になるので、ポイントを押さえて考えていきましょう。
リード文で読者が本文を読むかどうかを決める判断材料にもなるからです。
文章の流れで順番は前後する場合がありますが、基本はこの4つの要素をリード文に書いています。
手順7:タイトルを決める
最後に記事のタイトルを考えていきましょう。
タイトルは読者が検索をかけたときに、一番最初に目にする項目なのでリード文と同じくらいとても重要です。
タイトルを考える際のポイントは、以下4つになります。
- 文字数は32文字〜40文以内に収めること
- 記事の要約になっていること
- キーワードを必ず入れること
- 数字や記号などをなるべく入れること
すでに記事の大枠は完成している状態で、読者像もはっきりしていると思うので、ポイントを押さえてタイトルを決めていきましょう。
特に文字数に関しては、PCで検索をした時に表示される最大の文字数が32文字、スマホの場合は40文字であるため、それ以上になってしまうと途中で文字が切れてしまうので注意が必要です。
なるべく端的にわかりやすく読者に伝わりやすいタイトルをつけましょう!
ブログ記事の構成案を作る際の注意点
最後にブログ記事の構成案を作成する際の注意点を説明します。
- ニーズ以外のことは書かない
- 1つの見出しで詰め込みすぎない
- 画像や図解を入れる
ニーズ以外のことは書かない
読者が求めているニーズ以外は書かないようにしましょう。
理由は明確で、求めていない情報を延々と話されてもうっとしいだけですよね。
例えば、ブログの構成の作成方法を知りたいのに、ブログのメリットとデメリットを話されても嫌になりますよね。。。
1つの見出しで詰め込みすぎない
1つの見出しで、たくさんの情報を詰め込みすぎないようにしましょう。
1つの見出しで多くの伝えたい情報を入れすぎると、PREP法などで文章構成は良くても読者に伝わりずらくなってしまいます。
情報が多くなってしまう場合は、H2だけではなくH3、H4まで見出しを分解して、短くわかりやすい構成にしましょう。
1つの見出しで最大で300文字くらいの文字数だと読者が読みやすいため、それを超える場合は見出しを分けましょう!
画像や図解を入れる
画像や図解を入れるようにしましょう。
文章だけの記事だと読者が読み進めていく中で、イメージしずらかったり、飽きてしまい記事から離脱してしまう原因になってしまいます。
読者目線で、文字で説明が難しくなってしまう場合や、記事のコンテンツのクオリティを上げる意味でも積極的に画像や図解は使用していきましょう。
僕は本を読むのが苦手な人でも画像や図解があると、読み進めたくなりますよね!
まとめ
今回は、ブログ記事の構成案の作成方法について説明しました。
再度まとめると以下のような流れになります。
- 手順1:キーワードを設定する
- 手順2:ペルソナを設定する
- 手順3:ニーズを深掘りする
- 手順4:見出しを作成する
- 手順5:記事を作成する
- 手順6:リード文を作成する
- 手順7:タイトルを決める
初心者の方でもむしろ初心者の方こそ、最初からブログ記事の構成案を作る方法を身につければ、読者に読まれやすい文章を書くことができます。
記事作成に慣れてきた頃にはある程度頭の中でも構成を考えられるようになっている状態を作れます。
冒頭でも書きましたが、最初は工程が多いため、慣れるまで時間がかかると思いますが、読者に響くクオリティの高い記事を作成するために時間を惜しまずに準備しましょう!
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